大学生の長期休暇ってなにするの??Part4(つづき)

教育

2018/09/21

ミンガラーバ!れぶんです。前回の記事はご覧いただけましたでしょうか??
「函館にいる大学生って長期休暇でなにしてるの?」
「大学生って夏休み2ヵ月もあるって本当?」
なんて考えてる方もいるんじゃないかと思い書き始めたこの「大学生の長期休暇ってなにするの??」シリーズですが、
「Part4 国際ボランティア~海外編~」の後編です!

 

前回は主にワーク内容について記載しました。今回は私(または友達)が実際に感じてきた、目で見た現実について書きます。

スラム写真1 スラム写真2

こちらの2枚の写真はマニラにあるNGO団体「SMOKY TOURS」さんから提供いただいた写真です。この子達が暮らすのはフィリピンの首都マニラ。マニラは都市化が進んでおり、東南アジアを代表する大都市の1つです。高層ビル群に高架鉄道、大規模空港。今でも新たなビルの建設や、区画整理は進められています。
それと並行して顕著な問題となっているのがいわゆる「スラム」や「ゴミ山」の問題。マニラに限らずセブシティや東南アジアの開発途上の都市ではよく耳にする問題です。ここでお金に換えられそうなものを集めて換金する「ウェスト・ピッカー(Waste Picker)」と呼ばれる人たちや、この場所で遊ぶ子供たちを多く目の当たりにしました。

「私に何ができるんだろう」

当時20歳の大学2年生で、長期休暇を利用して来ている自分は目の前の現状に、何も言葉が出ませんでした。ゴミを処理する、リサイクルする、埋め立てる、いろいろな改善案があるかと思われます。しかしその費用の捻出や維持管理体制の構築、生活環境の変化、特にウェスト・ピッカーの方々は職を失うようなものです。どうしたらいいのか、どう解決までアプローチをすれば良いのか。政府も対応に追われています。

滝

自然も豊かなフィリピン

何が自分にできるのか。世界中にあふれている社会問題。経済格差、差別問題、環境問題、生活インフラの差。たくさんあると思います。
そこで自分ができることは、
「自分の周りで起きていることから解決に近づける。まずは身の回りから行動をする」
ことだと思っています。そうやって考える人が増えて、繋がればやがて大きなパワーとなり影響を与えることができるのではないか、そう考えています。

 

大学生の長期休暇は、学ぶことのできる、とても貴重な期間となりました。夏休み春休み、捨てたもんじゃないですね笑
まだまだ、大学生の長期休暇はやることがもりだくさんですよ!!次回もお楽しみに!

集合写真

みんないい顔してる!