2020年度CCHライブラリーリンク研修会を開催しました

3月8日(月)、2020年度CCHライブラリーリンク研修会「テクノロジーが変える図書館のカタチと未来」を開催しました。

ライブラリーリンクでは、年に一度、主に図書館職員向けの研修会を開催しています。今年度は、コロナ禍の中で様々な電子化が図書館で試行されるなか、「オンライン朝読書ルーム」を開設した『Möbius Open Library(メビウス・オープン・ライブラリー)』から講師を招き、テクノロジーがもたらす可能性や図書館の未来について皆さんと考えてみようと、今回の研修会を開催することとなりました。

第1部は、東京学芸大学附属図書館の学術情報課長(併)情報基盤課長であり、メビウス・オープン・ライブラリーの実践リーダーである高橋菜奈子氏が、「未来の図書館空間を考える~オンライン朝読書ルームの取組み」と題して、お話されました。

図書館の基本機能は、「知の宝庫である本の提供」「図書館員による人的支援」「学習のための空間整備」であるが、これらの機能すべてをオンラインにのせることが未来の図書館の姿である。本のデジタル化はすでに進んでおり、デジタルの論文も出始めている。さらに、オンラインガイダンス等人的支援でもデジタル化が進もうとしている。残るは学習空間のオンラインで、東京学芸大学では図書館の場所としての機能をオンライン上に作ることを目的に「朝読書ルーム」と「デジタル書架」に取り組んだ。「朝読書ルーム」では、コロナ禍により学校休校、在宅勤務等もあり、200名を超える参加者があり、「自宅に居ながら図書館にいる気持ちになった」「友達の顔が見え、話ができた」など、オンライン上での学習空間に期待がもてる結果となったなど、貴重なお話を聞くことができました。この後、参加者は10分間ではありましたが、「朝読書ルーム」を実際に体験しました。

第2部では、参加者が3つの班に分かれ、第1部の感想と、『近い将来(10年後)にあなたの身近な世界(大学・図書館)はどうなっているか?』『10年後にはどうなって欲しいか?そのため私たちが今できることは?』というテーマについて話し合い、参加者からたくさんの意見、アイデアが出されました。未来の図書館に向けて、今の図書館の課題が見えたことで、今後の図書館活動に生かされることと思います

講師の高橋さま、参加者のみなさま、ありがとうございました。

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