木づかいプロジェクト成果発表会 未来大生が最優秀賞に選ばれました

未来

2017/03/10

3月2日(木)に、はこだて未来大学講堂で、北海道渡島総合振興局による「みんなですすめる木づかいプロジェクト」の成果発表会が行われました。

木づかいプロジェクトとは、渡島管内で生産されている木材の地材地消を促進するため、道南スギの新たな利用法を大学生とともに考えていくというものです。

このプロジェクトの一環として行われたワークショップ、「地域材を活用した笑木(駅)前空間のデザインチャレンジ」の最優秀賞としてはこだて未来大学の学生が選ばれました!

 

最優秀賞に選ばれた未来大2年の堺千里さん

 

堺さん提案「いい湯だな、いい木だな、いい街だなPJ」の模型

 

このデザインチャレンジは、函館駅前の空間を道南スギを用いてどのようにデザインするかというもので、道南スギでモノをつくるだけでなく、駅前にどのように置いて、どのように利用してもらうかまで想定した提案物となっていました。

成果発表会では最優秀賞に選ばれた方たちによる各々の提案のプレゼンも行われました。

 

以下、堺さんのプレゼンの要約です。


駅前に桶を配置することで、まるで温泉のようなリラックス空間(いい湯だな)をつくり、道南スギで作った桶を野外で使うという新しい活用法も提案し(いい木だな)、駅前の空間をきっかけに湯の川などの温泉の宣伝にもなる(いい街だな)プロジェクトということで、「いい湯だな、いい木だな、いい街だなプロジェクト」としました。

駅前にある桶の使い方は人それぞれです。いろんな大きさの桶があるので、ひっくり返してテーブルやいすにしたり、荷物入れにしたり、叩いたりかぶったり。

また、桶を使ったイベントも開催できるのではないかと考えています。毎月決まった日に桶に野菜や雑貨を入れて販売するイベントや、桶を叩くことで一緒に演奏できる参加型の音楽イベントなどを提案します。

桶を使うことで函館の街と道南スギの魅力を再発見できるのではないでしょうか。