全道ロシア語弁論大会で本校学生が1位と3位に入賞しました

極東

2017/12/06

  12月2日(土)、道庁赤レンガホール(札幌市)で『第49回全道ロシア語弁論大会』(日本ユーラシア協会北海道連合会、北海道、サハリン州共催)が開催され、本校を代表して参加した学生2名が、Aクラスの1位と3位に入賞しました。

  1位(日ユ協会道連賞・北海道知事賞・サハリン州政府賞)に輝いたのはロシア地域学科4年の金子智昭さんで、3位(NHK札幌放送局賞)にはロシア地域学科2年の工藤文弥さんが入賞しました。

  Aクラスは、自作の5分以内のロシア語スピーチとロシア語による質疑応答、そして課題詩の1篇を暗誦朗読するというもので、1位の金子さんは、7年以上かけて集めたロシアの古い絵葉書から、「葉書にみる第一次世界大戦」をテーマにスピーチし、A.プレシェーエフの詩を暗誦しました。

  金子さんは、一昨年もAクラスに出場し、2位に入賞。副賞としてユジノサハリンスク研修に参加しました。最終学年を迎えた今年、再挑戦し、見事1位を手にしたのです。

  3位(NHK札幌放送局賞)に入賞した2年生の工藤さんは、「ロシアのフィギュアスケートについて」をテーマに、ロシア語を勉強するきっかけとなったロシアのフィギュア選手ユリア・リプニツカヤについてスピーチし、S.エセーニンの詩を暗誦しました。

  今年初めて、1位と3位を本校の学生が占めるという快挙を果たしたのも、事前に本校ロシア人教授陣からロシア語の指導を受け、各自準備万端で臨み、本番で実力を十分に発揮することができたためでしょう。

  大会当日は、サハリンアンサンブル「ベールイエ・ロースィ」による歌と踊りや、他大学でロシア語を勉強している学生たちとの交流もありました。