HAKODATEアカデミックリンク2016が開催されました!

CCH

未来

2016/12/01

11月12日(土)、函館市青年センターでHAKODATEアカデミックリンク2016が開催されました!

ブースでは、水産業から教育まで、幅広い分野の研究の発表が行われていました。

 

今回は私が発表を聞かせていただいたうち、2つの研究について紹介したいと思います!

函館蔦屋書店をもっと便利に!「ITで函館を活性化させるアプリの開発」

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こちらの写真は、未来大学・高度ICT演習地域系の「ITで函館を活性化させるアプリの開発」のパネル展示の写真です。

お客様の情報(どんなお客様が来たのか、店内をどのように歩いているのか、どんなものを購入するのかなどなど)を集め、函館蔦屋書店のサービス向上を図るのが目的だそうです!
情報の収集には、蔦屋書店をより便利に活用できるようなスマートフォンのアプリが用いられます。そのアプリ自体に、お客様の情報を収集できるような仕組みを取り入れることで、お客様に負担をかけずに情報を集めることができるそうです。

お客様が蔦屋書店を使いやすくなるアプリをインストールすることで、蔦屋書店もお客様のニーズを把握でき、サービス向上が図られていくなんて、一石二鳥で素晴らしいものだと思いました!

函館地域に関する算数問題で児童の学力アップ!「函mathプロジェクト」

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続いてこちらは、北教大・石川ゼミの「函mathプロジェクト」の展示の写真です。

渡島管内の児童は、全国学力・学習状況調査の算数B問題(応用問題)の正答率が全国と比べて低いそうです。そこで、児童の学力向上のため、児童にとって身近な函館地域に関するテーマを用いて算数の問題を作成しよう、というプロジェクトだそうです!

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こちらは実際に作られた問題の写真です。実際にラッキーピエロのハンバーガーが題材として用いられていました。私も少し取り組んでみたのですが、実際にこんな場面がありそうだな、と楽しく取り組むことができました!

 

ステージセッションでは、北大水・化学工学・飼料開発チームの発表を見ることができました。
イカ・ホタテの廃棄部分を飼料に活かす、という発表でした。

イカやホタテの廃棄部分は、栄養価が高いのですが、有害金属であるカドミウムを含むために、ほとんどが廃棄されてきました。

そこで、それらのカドミウムを除去して、養殖魚の飼料として活用できるようにしよう、というのが研究の内容でした。実際にどんな方法を用いて除去をしたのか、ということも発表していただきました。内容が難しいので、理解できるのか不安でしたが、分かりやすく説明していただけましたし、所々笑いもあって、楽しい発表でした。

一対一で説明していただけるので、研究について、じっくり丁寧にお話を伺うことができました。

多くのブースがあってすべてを見て回ることはできませんでしたが、普段は触れる機会のない、他の大学や高校の研究についてたくさん知ることができて本当に楽しかったです!

研究の発表なんて難しそう、と思わずにぜひ多くの人に参加していただきたいです!