ウラジオストク本学からロシア人留学生が来函

極東

2016/10/31

ウラジオストク本学からロシア人留学生が来函

 ウラジオストク本学で日本学を専攻するロシア人学生4名が、「ロシア極東大学留学生支援実行委員会」の招きにより、今年も日本語研修にやってきました。

 これは、平成9年、ロシアから日本への留学の機会がまだまだ少なかった頃、(一社)函館青年会議所・(公社)函館法人青年部会・函館建青会・函館青色申告会青年部・えぞ共和国・函館商工会議所青年部のまちづくり青年6団体が「ロシア極東大学留学生支援実行委員会」を組織し、日本について多くを学び、また地域との交流を深めることによって、将来、日本とロシアの懸橋になってほしいという熱意から、極東連邦総合大学で日本語を学んでいる学生を函館に受入れるようになったものです(平成22年からは函館日ロ親善協会がオブザーバー参加)。今年は20回目を迎え、留学生受け入れの数は、今年の4人を含めて計103名となりました。

 10月26日(水)から11月18日(金)まで、函館校で日本語や日本文化を学び、函館校の学生や実行委員会メンバーや全泊お世話になるホストファミリーとの親睦を深めます。

 到着翌日の10月27日(木)には、学生自治会主催の留学生対面式が行われました。花束贈呈後、ロシア語と日本語を交えて互いに自己紹介しました。

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 同じ日の夕方には、留学生支援実行委員会主催の歓迎パーティーが市内ホテルで開かれました。ホストファミリーと共にご招待を受けた留学生たちは、辛子を練りこんだシュークリームを使った「ロシアンルーレット」や「二人羽織」などのゲームでグループ優勝し、津軽三味線の演奏を楽しみました。

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 今後、留学生たちには、日本人学生との合同授業、書道・華道・茶道の日本文化体験、授業の一環としての言語まつり「АБВГ-Day」、キャンパスコンソーシアム主催の「アカデミックリンク」への参加、さらには函館市への表敬訪問を行うなど、様々な授業や行事が待っています。