合同SD・合同IR研修会を開催しました。

CCH

2015/08/26

8月24日に、函館大学にて、合同SD・合同IR研修会を開催しました。

キャンパス・コンソーシアム函館加盟校の職員が集まり、「教育の質的転換とIR」をテーマに各校のSDとIRの取組事例を発表し、

約60名が参加しました。

第1部の合同SDでは、函館大学の野又淳司先生による講演の後、伊藤拓也先生(函館大学)、加納洋人先生(函館短期大学)、

諏訪麻依子先生(北海道大学函館キャンパス)の3名からSDプロジェクトなど各校におけるSDの取り組みについての紹介があり

ました。

諏訪先生からは「学生相談の現状とこれから」と題し、学生の相談内容についての事例を挙げ、障がいのある学生へは他の学生と

平等に生活できるよう「合理的配慮」が必要であるなど、今後の学生相談は「支援する対象と活動を拡大し、教職員と保護者を

含めたチームで学生を支援していくことが必要」だと話されました。

第2部の合同IRでは、片山郁夫先生(函館大学)、沼田卓也先生(函館短期大学)、渡辺力先生(函館工業高等専門学校)、

松橋博美先生(北海道教育大学函館校)の4名から各校の取組事例としてIR委員会が行った業務や教育点検・改善システムや

新入生学習調査について紹介がありました。

松橋先生は、「北海道教育大学における新入生学習調査」と題し、教育大学における新入生学習調査について話され、この調査は

多くの大学で同様の調査が行われているため、将来的には大学間で比較が可能となることが期待されているとの説明がありました。

参加者からは、

「他校の実践が大変参考になった」

「日頃から学生に自分の言葉で自分の考えを表現することを指導したい」

「新たな視点での教育改革を知ることができ、非常に有意義な研修会であった」

「教員・職員の垣根を越えて、教職員全体でより学生に利益ある取り組みをしていく必要があると感じました」

などの声があり、充実した研修会となりました。

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